国産ひじきは通常3月から5月の大潮の干潮時に漁師や海女が磯にでて鎌などで刈り取って収穫します。地域によっては、寒中(11月から2月)に幼芽を収穫したひじきもあるようです。国内での主な産地は房総半島、伊勢志摩、紀伊半島、四国、九州地区ですで、特に三陸ヒジキは極僅かに収穫される貴重なヒジキです。外国産では韓国産・中国産が多く消費されています。ひじきは細長い茎の部分と葉や芽のように出ている部分を分離して製品化されることが多く、茎の部分だけにしたものを長ひじき、茎ひじき、糸ひじきなどといい、芽の部分だけにしたものを 芽ひじき、姫ひじき、米ひじきなどと言います。「ひじきを食べると長生きする」と古くから言われており敬老の日に因んで9月15日は「ひじきの日」となっているそうです。
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